Posted on 8 years ago in 役員より by Urbanlive Hashimoto.
今日は、アーバンリブ金池の新しい取組みをご紹介します!
みなさんは「学習療法」をご存知でしょうか。
認知症を患った方の脳機能維持や改善、また予防するための療法です。
アーバンリブ金池では、今年4月からスタートしました。
ゲームのようなものから、短い文章の音読、簡単な計算などを、資格を取得した施設の職員たちと一対一の対面で、
およそ30分間、その方のペースに沿って行っています。
現在、要支援1~要介護4の10名の入居者様が取り組んでおられます。
皆様とても積極的で、学習中は、真剣なお顔、嬉しそうなお顔、悔しそうな苦笑い・・・
職員たちとのコミュニケーションの中、色々な表情を見せてくれます。
「集中して計算すると汗ばむくらいだよ!」と清々しく話してくれることも。
KUMONさんに聞いてみると、学習によって腕や手の筋肉がよく動かされている証拠で、よい体感ですね!との
ことでした。
音読教材の文章をきっかけに、ご自身の昔話をしてくれることもあり、今まで知らなかった入居者様の一面を垣間
見ることが出来る、職員にとっても、嬉しく学びの機会になっています。
こんな嬉しいことも起きています。
入居当初は少々ふさぎがちだったAさん(88才女性)は、学習療法を始めて2ヵ月過ぎた頃から、かなり遠ざかって
いた趣味の編み物を始められたんです。
今では明るく楽しく、編み物に勤しんでおられます。(ゆっくり続けてくださいね・・・。)
今後も、より多くの方々に学習療法に取り組んでいただき、認知症改善、予防に繋げるとともに、ホームの様々な
ところで楽しい会話や笑顔で溢れることを目指していきます。